
化粧品什器を選ぶときは、見た目の印象だけでなく、「商品名が正面から読めるか」「テスターを手に取りやすいか」「スタッフが無理なく補充できるか」といった、売り場での使われ方まで確認する必要があります。
什器のデザインが優れていても、商品が什器の陰に隠れてしまう、通路を狭くなりお客様に接触してしまう、掃除がしにくいといった問題があれば、売り場では扱いにくくなってしまいます。この記事では、化粧品什器を選ぶ際に確認したい5つのポイントを、具体的なチェック項目とともに解説します。
アクリル什器・サイン・ディスプレイの設計・製作・施工

化粧品什器を選ぶときは、見た目の印象だけでなく、「商品名が正面から読めるか」「テスターを手に取りやすいか」「スタッフが無理なく補充できるか」といった、売り場での使われ方まで確認する必要があります。
什器のデザインが優れていても、商品が什器の陰に隠れてしまう、通路を狭くなりお客様に接触してしまう、掃除がしにくいといった問題があれば、売り場では扱いにくくなってしまいます。この記事では、化粧品什器を選ぶ際に確認したい5つのポイントを、具体的なチェック項目とともに解説します。
化粧品什器には、主に次の3つの役割があります。
什器を検討する際は、売り場の中で自社の商品が埋もれず、商品の特徴が伝わり、手に取りやすい見せ方になっているかを確認することが重要です。

什器を選ぶ際は、ブランドの世界観を表現しながら、商品そのものが引き立つデザインになっているかを確認します。ブランドイメージとの調和は大切ですが、商品と似た色や素材を組み合わせることが、必ずしも最適とは限りません。
たとえば、アースカラーの商品に木目調の什器を合わせると、商品と背景の境界が曖昧になり、売り場の中で埋もれてしまうことがあります。反対に、色や装飾の主張が強すぎる什器では、商品よりも什器や広告表現に目が向いてしまいます。
什器の色や素材、仕上げを検討する際は、次の点を確認しましょう。
商品が見えていても、種類や色、用途ごとの違いが分かりにくければ、お客様は自分に合う商品を選びにくくなります。シリーズの並び順をそろえる、カテゴリーごとに区切る、テスターと販売商品を対応させるなど、比較しやすいレイアウトになっているかを確認しましょう。
什器を選ぶ際は、次の点をチェックします。
什器単体の見た目だけで判断せず、販売する商品の数やサイズ、テスターや価格表示の配置まで想定して選ぶことが大切です。
什器の素材や構造は、見た目だけでなく、商品のサイズや重量、設置期間、使用場所、清掃方法などを踏まえて選びます。
透明アクリルは商品を隠しにくく、接着や曲げなどの加工もしやすいため、化粧品のディスプレイ什器やテスター台に適した素材です。ただし、アルコールで拭くと表面に細かなひび割れが生じる可能性があるため、清掃方法は事前にご確認ください。通常のお手入れでは、薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませ、やさしく拭き取ります。
また、アルコールや溶剤を多く含むテスターがアクリルに付着すると、変色やひび割れなどが起こる可能性があります。液がこぼれやすい売り場では、使用する化粧品との相性を確認し、必要に応じて別の素材や、テスターが直接触れにくい構造を検討します。重量のある商品を多く載せる場合や、什器を繰り返し移動する場合は、板厚、接合方法、土台の安定性も確認が必要です。
什器を選ぶ前に、少なくとも次の条件を整理しましょう。
什器を選ぶ際は、設置場所に収まるかだけでなく、お客様が商品を見やすく、無理なく手に取れる高さや位置になっているかを確認します。あわせて、お客様の通行やスタッフの接客、商品補充などを妨げないことも大切です。
棚上に置く場合は、棚板からはみ出さず、商品が取りやすい高さに収まるかを確認します。レジ周辺では会計や袋詰め、売り場中央では通行や接客の邪魔にならないかも確認が必要です。また、扉や引き出し、コンセントの近くに設置する場合は、什器を置いた状態でも問題なく使用できるかを確認しましょう。
化粧品売り場では、指紋や粉体、テスターの液だれなどによって什器が汚れることがあります。見える部分だけでなく、仕切りの内側や隅まで清掃用品が届き、汚れを拭き取りやすい構造かを確認しましょう。
商品の補充方法も、日々の作業負担に関わります。商品を前から一つずつ取り出さなければ補充できない構造では、作業に時間がかかり、陳列を崩してしまうことがあります。商品をどこから補充するのか、POPや価格表示をどのように交換するのかまで想定して選ぶことが大切です。

同じ化粧品什器でも、売り場の広さや商品の並び方、接客方法によって、優先したい条件は変わります。ここでは、売り場ごとの一般的な確認ポイントを紹介します。
対面で接客する売り場では、ブランドの価格帯や世界観に合う素材感、細部まで整った仕上がりが重視されます。商品やテスターを見やすく配置でき、接客中も取り扱いやすい什器かを確認します。
多くの商品が並ぶ売り場では、商品名や用途、色番などを見分けやすく整理できることが重要です。限られた棚の寸法に収まり、商品を補充しやすい什器を選びます。
複数のブランドが並ぶ売り場では、商品の特徴を短時間で伝えられるPOPや、パッケージを見せやすい段差を設けられる什器が役立ちます。ただし、装飾やPOPが商品を隠したり、商品より目立ったりしないかを確認する必要があります。
短期間で設営や撤去を行う場合は、搬入しやすく、組み立てや移動に手間がかからない什器が適しています。来場者が離れた位置から見ても、ブランド名や主力商品を認識できるかも確認します。
実際には、同じ業態でも売り場の広さや陳列ルール、接客方法は異なります。業態だけで判断せず、設置先の条件を確認したうえで什器を選ぶことが大切です。
アクリルは透明性が高く、什器の背面や側面で商品を隠しにくいため、パッケージを見せたい化粧品売り場で使いやすい素材です。透明のほか、乳半、カラー、ミラー調などの種類があり、印刷や切削、曲げ加工を組み合わせることで、商品や設置場所に合わせた形状に仕上げられます。
一方、使用環境によっては傷や指紋が目立つことがあります。また、アルコールによる清掃や、溶剤を含むテスター液の付着によって、ひび割れや変色が生じる可能性があります。重量のある商品を載せる場合は、板厚や補強方法、土台の安定性も確認が必要です。
アクリルを採用する際は、次の点を確認しましょう。

既製品では、商品と什器の間に必要以上の隙間ができたり、パッケージの見せたい部分が隠れたりする場合があります。次のようなケースでは、商品の寸法や売り場に合わせたオーダーメイド什器が選択肢になります。
製作を相談する際は、商品サンプルまたは商品の寸法、設置場所のサイズ、希望数量、使用期間、納期、予算を伝えると、必要な仕様を具体化しやすくなります。テスターを設置する場合は、内容物の種類や清掃方法もあわせて伝えましょう。
化粧品什器を選ぶ際は、見た目の好みだけで判断せず、商品、売り場、日々の運用まで考慮することが大切です。特に、次の5点を確認しましょう。
① 商品が主役になるデザインか
② 商品を比較し、選びやすいレイアウトか
③ 商品や使用環境に合う素材・構造か
④ 設置場所の広さや動線に合っているか
⑤ 清掃・補充・入れ替えを無理なく行えるか
当社では、商品の寸法や設置場所、必要数量などを確認し、商品や売り場に合わせたアクリル什器をご提案しています。既製品ではサイズが合わない場合や、ブランド専用のディスプレイを製作したい場合もご相談ください。商品資料や設置場所の寸法、希望数量、納期など、現時点で分かる情報をお知らせいただくと、ご相談がスムーズです。