アクリル什器・サイン・ディスプレイの設計・製作・施工

食品什器の選び方|商品を見やすく、手に取りやすくする什器設計

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マカロンとカヌレを段状に並べ、POPを設置した透明アクリル製の食品什器

菓子、レトルト食品、調味料、瓶・缶・箱入り食品など、包装済み食品の売場では、什器のサイズや形状が商品の見え方と取りやすさを左右します。

什器の奥行きが商品に合っていないとパッケージが隠れ、高さや傾斜が適切でないと商品を手に取りにくくなります。設置場所に対して什器が大きすぎれば売場を圧迫し、小さすぎれば陳列できる商品数が不足します。

このページでは、食品什器を選ぶときに確認しておきたい5つのポイントを整理しました。

食品什器を選ぶときに確認したい5つのポイント

1.パッケージの正面が見えるか

什器の背板や仕切りでパッケージの正面が隠れると、ロゴや商品名が来店者の目に入りにくくなります。段差を設ける、棚板に傾斜をつける、透明な仕切りを使うなど、パッケージの正面を見せるための設計が必要です。

2.包装形態に合った構造か

商品の前に高い立ち上がりがある、棚が深すぎる、商品同士の間隔が狭いといった構造は、商品の取り出しにくさにつながります。また、袋、箱、瓶、缶では、安定して陳列できる構造が異なります。

  • 袋入り商品:倒れや横ずれを防ぐ仕切りや支えを設ける
  • 箱入り商品:箱の幅と奥行きに合わせて陳列列を設定する
  • 瓶・缶:転倒や落下を防ぐ立ち上がりを設ける
  • サイズが異なる商品:仕切り位置を調整できる構造にする

パッケージの寸法だけでなく、重量、重心、自立するかどうかも確認したうえで構造を決めます。

チョコレートを陳列したアクリル製食品什器

3.設置場所に収まり、必要数を陳列できるか

既製品の什器では、棚上やレジ横などの限られたスペースにうまく収まらないことがあります。まずは設置場所の幅・奥行き・高さを測り、通路にはみ出さないか、既存の棚や備品に干渉しないかを確認します。

そのうえで、商品を何列・何段に並べるか、1回の補充で何個陳列するかを決めます。什器自体が設置場所に収まることに加え、必要な陳列数を確保できるかも判断材料になります。

4.補充や表示変更を行いやすいか

仕切りが固定されていて商品を入れにくい、奥の商品に手が届かないといった構造では、補充作業に時間がかかります。後方や上方から商品をまとめて補充できる構造にすることで、店舗スタッフの作業負担を抑えられます。

価格や商品説明を頻繁に変更する場合は、カード差しやPOPホルダーを組み込むと、表示物を交換しやすくなります。

日本茶のパッケージを透明アクリルケースで立体的に陳列したディスプレイ

5.清掃しやすい形状か

食品売場で使う什器は、ほこりや汚れを拭き取りやすいことも欠かせません。手が入りにくい狭い溝や複雑な凹凸をできるだけ減らし、日常的に清掃しやすい形状にします。

なお、本ページで扱うのは、原則として包装済み食品を陳列する什器です。食品を什器へ直接載せる場合は、使用条件や衛生面を確認したうえで、素材と仕様を個別に決めます。

藤巧芸のオーダーメイド食品什器

ここまでご紹介した5つの条件を、既製品ですべて満たすことが難しい場合があります。株式会社藤巧芸では、商品と売場に合わせた食品什器のオーダーメイド製作を承っています。

完成図面がなくても、商品サンプルや写真、パッケージの寸法、設置場所の情報などをもとに仕様を検討できます。

食品什器をオーダーメイドするメリット

オーダーメイドでは、商品と売場の条件に合わせて什器の寸法や構造を決められます。

  • 商品に合わせて幅・奥行き・高さを設定できる
  • 商品の転倒や横ずれを防ぐ仕切りを設けられる
  • 棚上やレジ横など、指定されたスペースに合わせられる
  • ロゴ、商品説明、価格表示などのスペースを組み込める
  • 商品を補充しやすい方向や構造を選べる
  • 展示数や設置場所に応じて、1台にまとめるか、持ち運びやすい大きさで複数台に分けるかを提案できる
  • ブランドカラーや売場の雰囲気に合わせて外観を調整できる
  • 試作品で寸法や使い勝手を確認してから量産へ進められる

既製品では商品が倒れる、不要な隙間ができる、設置場所に収まらないといった問題がある場合は、専用寸法で製作することで改善できる可能性があります。

食品什器にアクリルを使用するメリット

アクリルは透明性が高く、什器の棚板や仕切りでパッケージを隠しにくいため、包装済み食品のディスプレイに使用されています。

  • 透明な棚板や仕切りによってパッケージを見せやすい
  • 透明、白、黒、カラーなど、売場に合わせて外観を選べる
  • 切削、曲げ、接着によって商品に合う形状を製作できる
  • カード差しやPOPホルダーを什器と一体化できる
  • 印刷やシートを組み合わせてロゴや商品情報を表示できる
  • 卓上什器から床置き什器まで用途に応じて設計できる

包装された焼き菓子を種類別に並べた段状の透明アクリル什器一方、重量のある商品を多数載せる場合、衝撃が加わりやすい場所、高温になる環境などでは、アクリル以外の素材や補強が適していることもあります。商品重量、設置環境、使用期間を確認したうえで、素材と構造を選定します。

ご相談時にお知らせいただきたい情報

完成図面がない場合でも、以下の情報があれば形状や仕様の検討を進められます。

  • 商品の写真または商品サンプル
  • パッケージの幅・奥行き・高さ
  • 商品1個あたりの重量
  • 陳列したい数量
  • 設置場所の寸法や写真
  • 希望する表示内容やブランドカラー
  • 什器の製作数量
  • 希望納期と予算

ご相談から納品までの流れ

  1. お問い合わせ
    商品や売場について、現時点で分かる情報をお知らせください。
  2. 使用条件の確認
    商品寸法、重量、陳列数、設置場所、製作数量、納期などを確認します。
  3. 仕様のご提案・お見積り
    確認した条件をもとに、什器の形状、素材、表示方法などをご提案します。
  4. 試作品の製作・確認
    必要に応じて試作品を製作し、商品を実際に置いて寸法、安定性、使い勝手を確認します。
  5. 製作・納品
    確定した仕様に基づいて製作し、ご指定の場所へ納品します。
商品に合わせた食品用アクリル什器を確認する打ち合わせの様子

食品什器の製作をご相談ください

食品什器は、図面が完成していない段階からでもご相談いただけます。まずは商品写真、パッケージ寸法、設置場所、希望数量、納期など、分かる範囲の情報をお送りください。

「商品が倒れないようにしたい」「レジ横のスペースに収めたい」「ロゴや価格表示を入れたい」など、現在の課題やご要望もあわせてお知らせいただければ、什器の形状と仕様を検討しやすくなります。

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