飾り立てるのではなく、商品が本来持っている魅力を最大限に引き出す。
それが、アクリルディスプレイの役割です。
商品を過剰に装飾すれば、本来の色や形、質感が伝わりにくくなることがあります。 しかし、何も工夫せずに並べるだけでは、商品の魅力を十分に伝えられません。
アクリルディスプレイは、透明性を生かして商品の邪魔をせず、 高さ、角度、間隔、光の入り方を整えます。 商品より目立つのではなく、商品が最も美しく、分かりやすく見える状態をつくる。 アクリルは、商品を置くためだけではなく、 商品の価値を伝えるための素材です。
販促にアクリルが選ばれる理由
ディスプレイには、ダンボール、木、金属など、 さまざまな素材が使われています。
ダンボールは軽く、短期間の販促や大量展開に適しています。 木は温かみや自然な質感を表現でき、 金属は強度や重厚感を生かした展示に向いています。 それぞれの素材に、異なる長所があります。
そのなかでもアクリルは、「プラスチックの女王」とも呼ばれる素材です。プラスチックのなかでも特に高い透明性を持ち、切断、曲げ、接着などの加工がしやすく、耐候性にも優れています。ガラスに比べて軽く、清潔感のある外観と表現の自由度をバランスよく備えていることも特長です。
商品を主役として見せながら、売り場やブランドに合わせた形をつくれることが、アクリルが販促用ディスプレイに選ばれる大きな理由です。
商品を隠さず、主役として見せる
透明なアクリルは、商品の色や形を隠しにくく、 ディスプレイそのものの存在感を抑えられます。
什器で商品を飾るというよりも、 商品の輪郭や色、パッケージデザインを自然に引き立てます。 圧迫感が出にくいため、限られた売り場や展示スペースでも、 空間を広く、すっきりと見せることができます。
見やすい高さと角度をつくる
商品を少し高くする、正面を見やすい角度にする、 奥の商品まで見えるように段差をつける。 こうした小さな工夫によって、同じ商品でも見え方は変わります。
アクリルは切断、曲げ、接着、穴あけなどの加工がしやすく、 商品の寸法や形状に合わせた設計ができます。 商品が自然に見える位置や角度をつくれることも、 アクリルディスプレイの強みです。
整えることで、選びやすくする
商品の間隔や向きをそろえ、種類ごとに分けて見せると、 お客様は商品の違いを理解しやすくなります。
シリーズ商品の比較、色や香りの違い、 サイズや用途による分類など、 商品を選ぶために必要な情報を視覚的に整理できます。
ブランドの世界観を表現できる
アクリルは透明だけではありません。 乳半、色付き、ミラー調などの材料を使用でき、 ロゴや文字、グラフィックの印刷、 シート加工を組み合わせることもできます。
商品の色やブランドカラーに合わせて、 什器の存在感を抑えることも、印象的に見せることも可能です。 商品を引き立てながら、ブランドらしい売り場をつくれます。
軽く、設置や持ち運びをしやすい
アクリルはガラスに比べて軽く、 持ち運びや設置をしやすい素材です。
商品を頻繁に入れ替える店舗をはじめ、 搬入や撤去を伴う展示会、期間限定のポップアップストアなど、 さまざまな場所で活用できます。
用途に合った素材と構造を選ぶ
アクリルには、傷が付きやすく、 熱や一部の薬品に弱い性質もあります。 また、展示物の重量やディスプレイの大きさによっては、 板の厚みや補強方法を検討する必要があります。
使用場所、展示物、使用期間、清掃方法を確認したうえで、 適切な材料と構造を選ぶことが大切です。
どう見せたいかで選ぶ
同じ商品でも、並べ方や高さ、余白によって印象は変わります。 アクリルディスプレイには、 展示の目的に応じてさまざまな形があります。
整えて見せる
陳列棚は、複数の商品を分類し、 見やすく、比較しやすく並べるためのディスプレイです。
商品数が多い売り場や、シリーズ商品をまとめて見せたい場合に適しています。 商品の位置や間隔がそろうことで売り場に統一感が生まれ、 補充や商品管理もしやすくなります。
高さをつけて見せる

コの字台や多段式のディスプレイを使って高低差をつけると、 奥にある商品まで見やすくなります。
平面に並べるだけでは埋もれてしまう商品も、 高さを変えることで一つひとつの形が見えやすくなります。 限られたスペースを立体的に使い、 展示全体にリズムをつくる方法です。
商品を印象づける

展示台は、新商品やおすすめ商品、 ブランドを象徴する製品などを印象的に見せるために使います。
単独または少数の商品に十分な余白を持たせることで、 自然に視線を集められます。 商品の形を邪魔しにくい透明なアクリルは、 製品そのものを主役にしたい展示に適しています。
大切なものを守りながら、美しく見せる透明アクリルケース
アクリルケースは、展示物への接触やほこりを抑えながら、 さまざまな方向から見せることができます。
大切な茶器や工芸品は、傷やほこりを避けるため、箱の中にしまったままになりがちです。このケースは、そうした品物をほこりや接触から守りながら、身近な空間に取り入れて楽しむために作りました。透明アクリルで覆うことで品物の姿を隠さず、普段の暮らしの中で、その美しさや佇まいを眺めることができます。
業界から探す
商品の大きさや形、販売方法によって、 ディスプレイに求められる機能は異なります。 業界ごとの商品特性に合わせて、 見せ方と使いやすさを考えることが大切です。
化粧品のアクリルディスプレイ
ボトルや容器を美しく整理し、 色、香り、種類などを比較しやすくします。 テスター、ミラー、商品説明を組み合わせ、 商品を試しやすい売り場をつくることもできます。
化粧品什器の選び方を見る →
食品のアクリルディスプレイ
商品を清潔感のある印象で見せながら、 補充や入れ替えのしやすさにも配慮します。 個包装の商品、焼き菓子、食品サンプルなど、 商品に合わせた仕切りや段差を設けられます。
食品什器の選び方を見る →
文具のアクリルディスプレイ
ペン、ノート、小物など、 サイズや種類の異なる商品を分かりやすく整理します。 商品の違いが伝わりやすく、 選ぶ楽しさを感じられる売り場づくりに活用できます。
文具什器の選び方を見る →
さまざまな場所で活躍するアクリルディスプレイ
店舗・売り場
店舗では、商品の見やすさ、手に取りやすさ、 比較のしやすさ、補充のしやすさを考慮します。 売り場の広さや来店者の動線に合わせて、 商品との出会いをつくることが重要です。
ショールーム
ショールームでは、製品の機能や品質、 ブランドの世界観を伝える役割を担います。 製品を並べるだけでなく、 素材や技術、使用場面を理解しやすい展示をつくります。
展示会・イベント
展示会では、限られたブース面積のなかで製品を見つけてもらい、 説明や商談につなげることが求められます。
遠くからの見やすさや展示の分かりやすさに加え、 搬入、設置、撤去、保管のしやすさも考慮します。 繰り返し使用する場合は、 分解や組み立てがしやすい構造にすることもできます。
商品と売り場に合わせた、オーダーメイドのアクリルディスプレイ

商品によって、大きさや形、見せたい部分、適切な陳列数は異なります。また、同じ商品でも、カウンターの広さやお客様の目線、手に取りやすい方向によって、適した什器の形は変わります。
たとえば眼鏡のディスプレイでは、フレームが重ならず、一点ずつ形や色を比較できることが大切です。商品に合わせて支持部分の間隔や高さを調整し、背面に曲線を取り入れることで、売り場の印象に合わせた見せ方もできます。
アクリルは、切る、曲げる、接着する、穴を開けるといった加工ができるため、商品の寸法や数量、設置場所に合わせた設計が可能です。既製品を売り場に合わせるのではなく、商品が美しく見え、補充や接客もしやすい形を考えて製作します。
- 商品のサイズや数量に合わせた設計
- 見やすく、手に取りやすい高さや角度の調整
- 穴、仕切り、段差など、商品に合わせた形状の製作
- 透明、乳半、色付きアクリルや印刷、サインの組み合わせ
- 木材や金属など、異なる素材との組み合わせ
完成時の見た目だけでなく、商品の入れ替えや補充、清掃、運搬など、 実際に使用する場面まで考えて設計します。 美しく見せることと、使いやすいこと。 その両方を満たすディスプレイを目指します。
ご相談時にお知らせいただきたいこと
次の内容を分かる範囲でお知らせいただくと、 より具体的なご提案ができます。 すべて決まっていなくてもご相談いただけます。
- 展示する商品の寸法、重量、数量
- 店舗、ショールーム、展示会などの使用場所
- 常設、短期イベントなどの使用期間
- 希望するディスプレイの大きさ
- 実現したい見せ方や必要な機能
- 希望納期とご予算
- 商品写真、参考画像、簡単なスケッチ
飾るのではなく、魅力を引き出す
アクリルディスプレイが目立つ必要はありません。 主役は、あくまでも展示される商品です。
商品を少し高くする。 最も美しく見える角度をつくる。 シリーズを整えて並べる。 手に取りやすい間隔を設ける。
こうした工夫によって、 商品が本来持っている魅力を最大限に引き出し、 その価値がきちんと伝わる展示をつくります。
図面や詳しい仕様が決まっていない段階でも構いません。 商品の写真、寸法、使用場所などをもとに、 目的に合ったアクリルディスプレイをご提案します。
アクリルディスプレイについて相談する →